元木湧くんとアイドル人生の序章の話


無理だろうとすっかり諦めかけていた再演の夢が、本当に叶ったこと。



ジョセフの物語が教えてくれた、信じれば夢は叶うということ。



ベンジャミンとしてステージで輝く湧さんと、鳴り止まない拍手の中にいて思った、湧さんは煌めく衣装とステージがとびきり似合う人だということ。



その存在が、沢山の人に幸せや笑顔を配ること。








デビューするという夢がこんなにも似合う人っているんだろうか。贔屓目なのかもしれないけれど、本当にそう思うよ。



湧さんが夢を追いかける姿を見守り応援することに、背中を押してくれる音楽や言葉や思い出がぐんと増えたこの春。怖いものなんてもう何もない、湧さんのその夢、たとえ何度挫けてもきっと叶えられる。信じるための理由も根拠も十分すぎるくらい揃った。もう大丈夫。湧さんは絶対にデビューの夢を掴むし、私もそれを見守る。この春、心に決めたこと。














元木湧くん、湧さん。


入所9周年おめでとう。







20歳のお誕生日のブログで伝えてくれた、「絶対デビューするから待っててね」の言葉や、自分のファン以外の人も多く見ているライブビューイングの場で、デビューしますと口にした日。




デビューという大きな夢を確かな決意と共にその手に抱え始めたアイドル9年目の湧さんは、頼もしくてかっこよくて、でもやっぱり優しくて、どこか愛らしくて。この1年も抱えきれないくらいの幸せや元気や勇気をくれた。





今日も、今日までも、アイドルでいてくれて本当にありがとう。









20歳の湧さんの人生の中の9年間、長い長い時間をアイドルとして過ごしてきた湧さん。





その9年間がどんな毎日だったのか、私には想像することしかできない世界だけど、たぶん私が思うよりずっと広い世界を生きている湧さんは、どんなときも心に光をくれる一番星みたいな人。




いつだって、湧さんのパフォーマンスを見ればときめきの気持ちを思い出せる。


湧さんの優しい言葉を読み返せば、憂鬱で凝り固まった心がじんわりと和らぐ。


頑張った日の終わりに見る、水曜の夜のYouTubeは格別に楽しくて元気が湧いてくる。







私の人生を描くのは私だし、湧さんを生きる意味にしちゃいけない。


それでも、塞ぎ込んでしまいそうになった日に背中を押してくれたのは湧さんのパフォーマンスだったり、

湧さんが出会わせてくれた音楽に勇気をもらったり、

湧さんのおかげで出会えた友達からもらった言葉に救われたり、

あのとき湧さんが背中を押してくれたことで挑戦できた出来事が今の自信に繋がったり、




湧さん自身にも、湧さんが出会わせてくれたものたちにも、人生を彩られている。





いつも本当にありがとう。湧さんに出会えた人生でよかった。今、湧さんを応援できてとっても幸せだよ。










9年目のアイドル人生を歩む湧さんは、20歳という年齢も相まってか、いつにも増して優しい笑顔や紳士的な言葉や未来への熱い眼差しを見せてくれて、見た目も考え方もぐんと大人っぽくなっていく湧さんにときめきすぎて何度か心臓取れそうになった。


この人を応援していてよかった!最強で最高の自慢の自担!と何度思ったことか。








この1年の湧さんのハイライトなんて両手に抱えても溢れちゃうくらいたくさんあるけれど、例えば。





久しぶりの有観客ライブを振り返って、「ペンライトのバラバラ感すらもいいなって思えた。規則的な照明とは違って、本当にそこにいるんだなって思えたから。」と言っていたこと。



珍しく東京でも雪が降った日、すごく楽しそうな顔でISLAND TVを撮って雪を見せてくれたこと。



女の子の魅力的な部分を聞かれて「まず、女の子であることが魅力的だと思う。男の自分からしたらそれだけで魅力的なんだよ。」と答えたところ。



メンバーを連れてドライブに行ったり、遠くに住んでいるメンバーも車で家まで送ってあげたりするところ。



それなのに、周りに運転上手なところを褒められると謙遜するところ。



ブログでよく最近の天気や気候や空について話してくれたところ。



遠慮しがちだという年下のメンバーのことを、「しっかりしている子たちだからこそ、控えめに接してくれているんだと思う。いい親御さんに育てられたんだなっていうのがすごいわかるよ。」と前置きした上で「でも、もっと自由にしていいんだよと言いたい」と話すところ。









でもやっぱり、1番印象に残っているのは念願叶ったジョセフの再演で、



2年以上思いを馳せていた、ベンジャミンとして生きる湧さんを見られたことも、

感染対策に気をつけていると何度も何度も口にしていた湧さんが、無事に初日から千秋楽まで駆け抜けられたことも、

1ヶ月半、毎日のようにあった公演できっと忙しかっただろうに、公演期間を振り返って真っ先に楽しかったと言っていたことも、

もう全部泣きたくなるくらいうれしかった。





ジョセフへの思いも期待も2年の時の分だけずっしりと重たかったはずなのに、そんな期待を何倍にも何十倍にも高く飛び越えてステージの上で生き生きと輝く湧さんが本当に本当にかっこよくて。





楽しそうに歌い踊る湧さんを見ていたら私も心の底から楽しくて幸せで、

何度見ても慣れない、ステージに立つ湧さんの美しさにも圧倒されて、


幸せがいっぱいになったり目の前にいる人が綺麗すぎて涙が止まらなくなったことなんて生まれて初めてだったから。



本当に本当に、湧さんを応援していてよかったと思えた。




こんなに素敵な思い出をくれて、聴くだけで勇気をもらえる音楽と出会わせてくれて、思い出すだけでにたにたしちゃうような幸せいっぱいの空間に連れてきてくれて、ほんっとうにありがとう。














ジョセフの公演期間、日生劇場のくじらのお腹みたいなかわいい天井を見つめながらいろんなことを考えた。




湧さんの笑顔が、この世の何より大好きなこと。


湧さんが歌い踊る姿は、沢山の人に元気と笑顔を届けられること。


20歳になったからもっと落ち着きたいと話していた湧さんが、最近前より一発ギャグを言わなくなってちょっぴり寂しいこと。


優しくて、仲間思いで、眩しい笑顔で周りを明るく照らすことが出来て、どこでだって生きていけそうな紳士で器用な湧さんが、ジャニーズという厳しい世界で生きていること。


去年よりぐんと具体的になった夢に比例するかのように、痛いほどまっすぐ言葉にしてくれるようになった反省やこれからの課題のこと。


まだ誰にも分からない未来のこと。













時々、怖くなる。こんなに大好きな湧さんのパフォーマンスを、いつか見られなくなる日が来たらどうしようって。終わりは誰にだって訪れるけど、それが今からじゃ想像もつかないくらい遠い遠い未来だったらいいなあって思う。




湧さんの好きなところを拾い集めるほどに、こんなに素敵な人が今日もアイドルでいてくれるのが夢みたいだなあと思う。私は湧さんが1番輝く場所はステージだと思っていたけど、湧さんにとっては違かったら、どうしよう。





私は湧さんが生きている世界の全てを知っているわけじゃないしこれからも知ることなんて出来ないけれど、すごく厳しい場所なんでしょ。





私は出来ることなら、ずっとアイドルとして輝く湧さんを見ていたいけど、それってほんとに湧さんの幸せを願えていることになるのかな。





私って。湧さんって。














そんなちょっぴり暗くて重たい心配事たちを、明るく捉えさせてくれるのもまた湧さんで。





幕が上がって、ベンジャミンとして生きる湧さんを見ていたら、涙が出てきた。なんでか分からないけど、さっきまでの心配事はたぶん全部杞憂だったんだなあって思った。





この前の雑誌で、実りある人生に必要だと思うことは?の質問に「ジャニーズで居続けることかな。この活動が大好きだし、心の底から楽しいと思うからオレの人生は実ってるはず!」って答えてた。





久しぶりに思い出した、僕にはこの道しかないと言っていた湧さんのこと。





いつもお守りみたいに持ち歩いているデータカードの裏に書かれた「うしろを振り返る気も、誰にも負ける気もありません!全力でつき進むので、ボクについてきてください」の文字。






そうだった、湧さんはもう何度も伝えてくれている。







湧さんが見せてくれる表情や、紡いでくれる言葉が、湧さんの全てではないけれど、それでも、こんなに頼もしい言葉や姿勢を、楽しそうにステージに立つ姿を、信じずにして何を信じる。





不安とか、失うことへの怖さとか、湧さんが楽しそうに歌い踊る姿を見たら忘れちゃうから。


そんなことより今同じ時代にこんなに素敵な人が生きている幸せを噛み締めたくなる。何度だってそうだ。





やっぱり湧さんを応援していて良かったと思った。こんなにかっこいい人に出会えたことが私の人生の誇りだ。






今日も、いつも、とびきりかっこいいアイドルでいてくれてありがとう。





















元木湧くん、湧さん。


入所9周年おめでとう。







ジョセフの千秋楽の次の日、この1ヶ月半を振り返った湧さんのブログに綴られた言葉が大好きだ。





2年前あとちょっとのところで出来なかったことを思い出すと、やっぱり不安はあったけど 今回お客さんの顔を見てマスク越しでもわかるくらい 本当に皆いい顔をしていて その顔を見るだけですげー安心した。」




いつも安心をくれる湧さんに、心の安らぎをくれる湧さんに、少しでも、1ミリでも、安心をあげられたのかなと思うと、泣けてくるほどうれしい。







「皆から見たジョセフはどんなことを感じた? 楽しかった?元気になれた?」




楽しかったよ、本当に本当に。両手に抱えても溢れちゃうくらいたくさんの元気をもらった。どんな気持ちで行っても絶対に笑顔で幸せいっぱいの気持ちになって帰ることのできた、魔法のような場所。出会わせてくれてありがとう。元気をくれてありがとう。私も自分のやりたいことから逃げずに向き合ってみようと思った。1度夢が砕けても、立ち上がれ躊躇わずに、だもんね。












私は、私がしたいから湧さんを応援している。大好きだから、この先も好きでいたいと思う。


この先何があっても、応援したことを後悔することなんてない。もしも耐えきれないくらいに悲しい未来が待っていたとしても、今こんなに幸せなことや、湧さんのおかげで巡り会えた沢山の出会いは変わることなく刻まれ続ける。

 




だから、湧さんがその背中に背負うものは、湧さんが未来に見るその大きくてキラキラと輝く夢だけでいい。



その夢には絶え間ない努力や責任が伴ってしまうのかもしれないけれど。もう沢山のものを背負ってステージに立っているであろう湧さんの背中が、少しでも軽くなってほしい、なんて身勝手がすぎるかな。










もしかしたら、ファンの期待や愛がプレッシャーになってしまうこともあるのかもしれないと思うとこんなこと手放しに言うのは無責任だけど、それでも、


どうか元気でいてね。健やかでいてね。




湧さんと見たい景色や叶えたい夢は色々とあるけれど、それより心も身体も健康に日々を過ごしていてくれたらそんなにうれしいことはなくて、また今日を生き延びられたならそれだけでもう100点満点!重たいけれど、生きていてくれて、しかも今日をアイドルとして過ごしてくれて、おかげさまで私もとっても救われているよ。ありがとう。









この1年で心が決まった。湧さんがステージに夢を見続ける限り、私もその夢を共に追いかけようと思う。


どんな困難も、挫折も、悔しさも、悲しさも、苦しさも、ドンと来い!と、笑っちゃうくらいに強気な気持ちでいられるのは、湧さんがこれまでに見せてくれた言葉や姿勢やステージに立つ姿のおかげ。






大丈夫、湧さんならどんな夢も叶えられる。



デビューもドームツアーもそのほかのどんな夢も、叶うって信じて疑ってないよ。












この長い長い9年間が序章になるくらい長い長い長い幸せなアイドル人生が、湧さんの前に続いていきますように!












2022.06.23