元木湧くんと言葉の魔法の話

 

 

今日も湧さんが立つステージの幕が上がる。

 

主演を背負ったミュージカルショー、お客さんでいっぱいの会場に、その1つひとつの座席に、夢と希望が詰まっている。

 

今日この日を楽しみにしてやって来た人たちの眩しい期待を受けながら、ステージに現れて何よりも大きな光を纏う湧さんを見る。指先まで綺麗なダンスを見たとき、やさしくてあたたかい歌声を聴くとき、客席を見つめる視線があたたかいのを見たとき、また大きな声でふざけて会場中を笑いに包んでいるとき、かっこよかったー!って幸せな気持ちいっぱいで、湧さんに会うためじゃなかったら人生で1度も訪れなかったかもしれない道を歩くとき、湧さんを応援できていて良かったと思う。

 

 

 

たくさんの変化があった1年だけど、湧さんの好きなところは変わらず、むしろ、好きなところは何倍にも増えて、

今年もこんなに大好きだなあと思いながら応援できる人がいること、改めて、とーーっても幸せだと思う。

 

今年もこうしてお祝いできて、眩しく輝く姿を見せ続けてくれて、いつも心を明るく灯すかっこいいアイドルで在り続けてくれて、ほんとうにありがとう。

 

 

 

 

 

 

湧さん、22歳のお誕生日おめでとう。

 

 

今年は長いようで短いような、あんまりにもいろんなことがあった1年で、

初めての地方公演に、グループ初の主演舞台、夏はサマステの公式応援サポーター、初めての主演ミュージカルも決まって、ずっと走り続ける湧さんにたくさんたくさん元気をもらった。

 

 

 

夏に更新されたプロフィール、ファンへの一言の欄に書かれた「夢を見せます」の言葉に崩れ落ちてしまいそうになったのはもう何年も前の話みたいで。

 

湧さんが見せてくれる夢ってなんだろう、とずっと考えている。湧さんの目標や夢が1つずつ叶っていくことは自分のことのようにうれしくて幸せで仕方ないけれど、きっとそれだけじゃない。

湧さんが夢を叶える姿から得ることのできた勇気が、また新しい誰かの夢へと繋がっていく。

 

夢というほど大袈裟じゃなくても、

明日も頑張ろうとぎゅっと手を握る力だったり、もうダメだと項垂れてしまいそうなときに大丈夫と思える力だったり、湧さんの輝きはきっと、今日も誰かの明日を照らすのだろう。

 

 

真っ暗な部屋の中でぼーっと天井を見つめる時間、湧さんがいるからひとりじゃないと思えて安心して眠れた日のこと。

「いつでも自分をよく見せようとする姿勢が魅力的だなって思うよ」の言葉を聞いてから、朝支度をして家を出るのが怖くなくなったこと。

 

苦しいときに救われたことだけじゃなくて、普通に暮らしていたってなんとなく楽しい毎日に、湧さんがいるからもっと楽しい。

でも毎日のことをなんとなく楽しいと思えるようになったのも、つらくて明日なんて来なくていいのになあと思ったとき、ぐっと引き止めて笑顔にさせてくれた湧さんがいたからだよ。

 

 

 

 

 

 

今年も大活躍の日々を送った湧さんだったけれど、この1年で手にした特に大きな武器はラップだったと思う。

元々グループで歌う曲のパート割りはラップが多かったし、この1年でぐんと増えたオリジナル曲にある湧さんのソロパートはやっぱりラップが多い。それに今年は、様々な場所で、様々な曲で、湧さんが作詞したラップを披露してくれた。

 

少年忍者にとっての初めての地方公演、織山くんと2人で披露した「N.M.P.」

少年忍者にとって初めての主演舞台、俺たちのBANGで4人の仲間と作り上げた「Dawn the New Era」

サポーターを務めたサマステライブでのユニット曲として披露した「Egypt」

少年忍者を知らない観客に向けて、を重視したGirls Awardのシークレットゲストとしてのステージでは、これまで何度も披露してきたShining Starに湧さんのラップが加わった。

そして現在上演されている主演ミュージカルでも、「得意だと聞いたので!ぜひ!」という演出家の三木さんの提案でラップを披露する場面がある。

 

こうやって書き出してみるとキリがないくらい、色んな場面で湧さんはラップを自分の武器にしてたくさんかっこいい姿を見せてくれて、

ブログや雑誌で紡ぐ言葉が大好きだから、湧さんが書いたリリックをじっくり聞き取って何度も見返して考える時間、湧さんの言葉を受け取れる場所がひとつ増えたみたいで、とってもうれしかった。

 

湧さんがラップを披露するときの表情が好きだ。鋭い目で客席の奥を見つめるときもあれば、自信に満ちた顔を見せてくれるときも、何を考えているのかきっと一生分かりきれなくて、それでいてとびきりかっこいい。

 

 

 

元々ラップが特別好きだったわけではないけれど、グループで担当することが多くなってからよく聞くようになった、と湧さんは話す。

立っているだけでも十分すぎるくらいにかっこいいのに、また新しく強みを増やしていく湧さんがやっぱりとびきりかっこいいなあと思った。

 

こちらも湧さんのおかげで初めて触れたラップのことだから、正しく受け取れているのか、解釈できているのか、心配したくなる日もあるのだけれど、湧さんはわざといくつかの意味に捉えられるようにリリックを書いているという。

 

 

Girls Awardで披露したShining Star、今まで大切なステージで何度も披露してた曲に新たに加わった湧さんのラップを振り返って、

「これを見た方はいろんな意見があると思う」とした上で、「それでもいい!」「でも、これだけ分かってほしいのは俺たちは前を向いてるってこと」と伝えてくれた。

 

本番から数日経って更新された10分ラジオ、Girls Awardの構成や演出を担当した星輝くんが「すごく助けになった人がいて、湧と長瀬!」と話していた。初めての21人の振付に迷ったとき、2人に頼って、3人でリハ室にこもって振付を考えたそうだ。

 

他のお仕事もこなしながら振付を考えてラップの歌詞を考えて、きっと忙しかったであろう中でも仲間と手を取り合いながら最高のパフォーマンスを作り上げて、笑顔でステージに立っていた。

準備も練習も大変だったのかもしれないけど、そんな裏側をこれっぽっちも感じさせない、眩しすぎる笑顔で歌って踊って、客席の隅々まで、はたまた配信画面の向こう側まで、とびきりキラキラした気持ちを、宝物を、届けてくれる。

そんな姿に、すごくすごく感動して心を動かされて、動画を何度も見返しては力をもらった。

 

 

そして何より、大切な時間や体力や覚悟や、たくさんのことを費やして作ったであろうステージのことを、どんな意見も大切に認めながらありがとうと伝えてくれたところ。

 

ブログの続きには、「俺たちは少年忍者を色んな方に見ていただきたい!」「それを分かってくれてあなたが色んな人に忍者を広めてくれてるの分かってます 本当にありがとう」「これからも少年忍者とあなたと一緒に歩んでいきたいです」と書いてあって、

 

ありがとうと言いたいのはこっちの方なのに、

 

湧さんが、湧さんの大切な仲間が、手をかけて大切に大切に作り上げたもののことなのに、

 

どうしてそんなにやさしくいられるんだろうか。

 

 

いつだって元気をくれるのは少年忍者と湧さんで、

どんなに大きな声でありがとうや大好きだよを伝えたくても、湧さんの大きな声で伝えてくれる、やさしすぎてあたたかすぎる言葉には勝てなくて、

 

 

俺らが時代のハイライトと言い切って、花道を走り出すメンバーの1番後ろを颯爽と走る湧さんの姿、

世界でいちばんかっこいいと思った。

 

 

湧さんのラップは、誰かを否定するための武器でも自分の声を響かせるためだけの武器でもない、大切な仲間と、湧さんが大切にしてくれるファンと、全ての手を取って未来を描くあたたかくてやさしい武器だと思う。

 

何よりも大きなやさしさで、見ている人をときめかせるパフォーマンスで、仲間への愛で、今日も誰かのスーパーヒーローでいてくれる湧さんが、今日もこれからもずっと幸せに過ごせることを願うよ。

 

 

 

 

湧さん、お誕生日おめでとう。

 

 

今年も、湧さんの存在に、湧さんが出会わせてくれたたくさんの人やものに、ぐんと救われて、元気をもらいながら過ごしてきた。

 

 

赤がこんなに好きな色になったのはいつからだろう。

湧さんに会いに行くとき、片手に大切に握る赤色のペンライト、いつしか赤という色ごと大好きになって今年は赤色の服を買った。疲れたときに食べたくなるのがいちご味のアイスになったのは、湧さんを好きになってからかもしれない。

 

 

YouTubeの企画で肝試しに行っている動画、湧さんも怖いものはきっとそんなに得意じゃないのに、隣で怖がる颯太くんの手を取って大丈夫大丈夫、と何度も名前を呼ぶ。

 

不安なとき、心細いとき、心配事が頭から離れないとき、湧さんは大丈夫!と肩の力を抜いてくれるような存在で、それは別に言葉じゃなくても、湧さんを見ているだけで不思議と大丈夫だと思える。

 

いつも大丈夫だと思わせてくれる湧さんが大丈夫だと思える理由に、その欠片に、なれていたらいいなと思うのはあまりにもおこがましいけれど、たくさんのやさしさを届けてくれる湧さんに私も、たくさんの感謝の気持ちを込めて、今年も赤いペンライトを振れたらいいな。

 

 

 

 

 

なかなかコンサートや舞台の時期と重ならないから誕生日公演は今までなかったと話していた湧さんが、アイドル11年目で初めて立つ誕生日当日のステージが初主演ミュージカルの大千穐楽、それも東京から離れた大阪公演。

 

「ファンの人と直接会って誕生日を迎えられるのがずっと夢だったんです」って教えてくれたね。

 

夢みたいで、本当にうれしくて、たくさんのおめでとうが重なる日、こんなに幸せなことってあるんだろうか。

 

 

 

 

夢みたいな1日から、湧さんの22歳が始まる。

 

 

こんなに素敵な日から始まる1年なら、これからなら、どんな夢だって叶う気がするよ。

どんな夢だって、湧さんの手にかかればなんでも叶えられるよ。

 

 

全部全部大丈夫だから、今年もたくさんの夢を見せてくれたら、うれしいです。

 

 

 

湧さんに負けないくらいの大声で、湧さんへのありがとうと大好きを、めいっぱい伝えられる1年になったらいいな。

 

どうか、楽しく元気に幸せに過ごせる最高の22歳になりますように。

 

 

今日も湧さんへの愛がとびきり詰まった会場で、湧さんに会えるのを楽しみにしてるよ!いってらっしゃい!

 

 

 

 

2023.11.26